ようこそおいでくださいました。
レインボーの館
主人のマダムななです。
朝早くから
栄養をしっかり考え
午後の授業が眠たくならないように配慮し
彩りも考えたお弁当を
長男が忘れていきました。
今年に入って
二回目。
夫が
にやっと笑いながら
「今日は高校まで弁当届けようか!」
鶴の一声とはこの事で
急遽
小学校が代休でお休みの3人を連れて
お出掛けすることになりました。
忘れてくれてありがとう
とは言いません。
お弁当の水筒も忘れた長男は
長女と同じ高校に通っています。
長女はお弁当忘れたことなど一度もありません。
あったとしても
自分で買って食べるでしょう。
がしかし
長男は
片道約2時間
電車で通学しているのに
財布を持たず、
定期と、
チャージしている微々たる電子マネーで
平気で出かけます。
行ってらっしゃーい
と私が声をかけた時には
洗濯の途中で脱衣所におりました。
洗濯機から出した洗濯物を持って出ると
夫が
「あいつ、弁当忘れてるで」
2回目ですから。
一回痛い目に合うのも勉強じゃございません?
というわたくしに
なぜか嬉しそうな夫。
その後母から電話があった時に
「弁当忘れていったアホ息子」
の話をしましたところ
「忘れさせるなんてかわいそうに!」
という意味不明な叱咤。
夫にしたら
この義母の一言が大きな後押しです。
「お義母様もそうおっしゃているのだから
高校まで届けよう」
そして
その前の週の土曜日に学校があったため
代休にも関わらず早起きしていた小学生3人に
「高校まで弁当持っていくでー。遊びに行こうか?お昼なに食べる?」
弁当届けるついで
と言いますが
どっちがついでだかわからない
「弁当届ける名目でボウリングとくるくるお寿司ツアー」
が開催されました。
小学生3人はボウリング未経験です。
と申しましても
わたくし自身約15年振りくらいです。
15年振りのボウリング場は
タッチパネルで
子どもの時だけガーターがなくなる壁が出る設定ができたり
ネイルに気を配ったボールがあったり
時代の流れを感じました。
もちろん、ピンの着ぐるみも着ました。
娘が。
久しぶりにやったボウリングは
1投目がストライクという
ビギナーズラック感漂う出来です。
スコアは良いのか悪いのかわかりませんが
100越したらすごいと言ってくださった方がいらして
良しとしましょう。
息子がスペアを取った時には
隣のレーンの
白髪の紳士が
息子にハイタッチしてくださったり
平日の午前というのに
賑わい豊かなボウリング場で
子どもたちの初ボウリングを楽しみました。
よっぽど楽しかったようで
「クリスマスプレゼントは家族みんなでボウリングし放題にして」
という息子。
他のきょうだいが賛成するならそれでも良いわよと
答えましたら
夜、
小5男子は
食事の時に意気揚々と提案し
言い終わらないうちに長女にバッサリ斬られ
撃沈しておりました。
今回は
昼から子どもがお友達と遊ぶ約束をしておりましたし
時間もそんなになく
1ゲームだけでした。
それでも、
5人でボウリングし
お昼は回るお寿司に行ったら
諭吉様が英世さん数人連れて
出て行ってしまわれました。
クリスマスプレゼント提案は
わたくしにしてみればなかなか良い提案でしたが。
またの機会に
家族揃って楽しめたら楽しいでしょう。
エピローグ
息子、
2時間目の終わりにお弁当を忘れたのに
気付いたそうです。
友達に言うと
飴を一個くれたそうで
それで昼休みにお腹を満たし
授業が7時間の日でしたので
(8時間じゃなくてよかったと思ったようです)
残って勉強するのをやめてソッコー帰ろう!
と決意していたそうです。
すると昼前に担任が
「私の机の上に置いてあったんだけど、いる?」
と持ってきたそうです。
1万数千円かかっているお弁当
さぞ美味しかったようでございます。