ようこそ。
レインボーの館へ。
主人のマダムななです。
わたくし、思っています。
あまり外で大声を出すのは
エレガントではありませんし
娘からも
「手を叩きながら大笑いするおばさんにはなって欲しくない」
と言われておりまして
そうならないようにと心がけています。
しかし、
本日は
子どもたちの要望もあり
大きな声で
マラソン大会の応援をしてまいりました。
わたくし、
結果よりもプロセスを褒めてあげたいタイプです。
朝、聞いてみました。
「お母さん、どんな応援したら嬉しい?」
大きな声で発破をかけるのか
ソコソコで手を振りながら笑顔で応援するか。
小学生が3人おりますが
3人とも大きな声で、という事でした。
保護者はスタートとゴールのところに
集まっていらっしゃる方が多いのですが
私は違います。
前半中間地点と
後半ゴールまであと4分の一位の地点と。
あちこちで
手を叩きながら
大きな声で応援しておりました。
子どものお友達も同じように声をかけていましたら
わたしの子どもたち、
お友達から
「お母さん、瞬間移動できるん!?」
と、言われたそうで。
この手法、
文章で説明するのは難しいのですが
去年もこのスタイルで応援していたのを知っているお友達が
前日にメールで
「是非去年のやり方、あの応援団に入れて!」
と、入団希望してくれた
特許とった方が良いかしらと思う
応援方法です。
しっかりと
当日は動きやすい服装で走れる靴を装備する事、
とお返事しておりました。
余力があるうちに声をかけて走らせ
しんどくなった頃にまた現れ、
声をかけてダッシュさせる。
それを繰り返すのです。
今年は小5の息子が10位入賞を果たしました。
去年10位に食い込んできた小3息子は
今年は不振で終わり
初めての小1娘はニコニコ余裕で中間の順位でした。
でも、
わたくし、
3人とも褒めまくりです。
この目で、
一生懸命走ってる姿を見、
応援していたのですから。
何でも上位に入らないといけないわけではありません。
その子が頑張ったか怠けたか。
前向きに取り組んだかそうでないか。
そこを見たいのです。
3年男子は
すごく落ち込んで
わたしに
せっかく応援してくれたのにゴメンなさい。
と言うので
何で謝るの?
すごく頑張って走ってたの見たよ。
お母さんはそうやって頑張ってくれたのが嬉しいから
順位は関係ないよ。
と頭を撫でて褒めると
嬉しそうな顔をして
来年はもっと速くなれるように頑張る!
と
前向きに受け止めてくれました。
一緒に応援していたお母さんも
「この応援、良いね。ゴールで見てるよりもずっと良い。」
と。
親というものは
どうしても
結果にこだわってしまいます。
点数が何点だったかとか
順位がどうだったかとか。
でも。
わたくし自身、大した事はできません。
子どもに良い点数取りなさいという資格もございません。
ですから、
テストの結果で叱った事もございませんし、
順位でアホ呼ばわりしたりもしません。
ただ、
プロセスの中で
サボったという事に関しては
厳しく言います。
やるべき事をサボったという事に関しても
厳しいです。
自分で目標を決め、
その目標に向かって全力を出せる子
になってほしいのです。
マラソン大会で、ゴールで見ていないのには
そういう意味もあるのです。
人と比べた順位なんてどうでも良いのです。
ただ、
自分自身に負けないように。
最後まで諦める事のないように。
頑張った事実は裏切る事がないと思います。
努力に無意味もないと思います。
子どもが大きくなるにつれて
結果重視になりがちになりますが
何とか踏ん張って
「結果だけで判断せず、プロセス重視」
を貫きたいと思います。